4月22日でスウィーテスヘアは14周年を迎え15年目に入りました!
ちょっと14周年とかに関係無いお話なのですが実は、美容師という職業に就いて数年経って感じてたのですが、「自分はトップに立つ人間ではなくてトップに立つ人間をサポートする方が向いてるかも」と思っていたので独立すると言う選択肢はあまりありませんでした。
それが、ひょんな事から「自分でやってみたらどんな美容院が出来るのだろう」と思い始めてから実際オープンするまでに様々な事情があったので大体7年くらいかかってしまっていました。
かと言って、その7年間をオープンまでの準備期間に使えたりする訳でも無く、多少時間がある時にそう言う関連の本を読んだりするくらいで、忙しい日々にただ追われているだけでした。
今と違ってインターネットもそこまで普及している訳でも無かったので、今みたいに「手のひらの中」で情報収集なんて夢にも思っていませんでした。
実際にかける事の出来た準備期間は3ヶ月強
店舗の物件も決まって無く、スタッフも未定。以前に勤めていたお店でも全くお客様に独立の告知をしなかったので、そう言う面での見込み客0と、振り返ってみると、オープンに向けての準備や心構え、スタッフの確保等かなり無謀な船出でした。
基本的に楽天家で「まぁなんとかなるさ」と言うスタンスだったのと、あまり元々感情が人前で表に出難いタイプだったので、オープンする日を決めてからのカウントダウンしている日々の1人きりになった時の焦燥感や不安感は今でも覚えています。
2週間前になって、やっと1人のスタッフを採用するも全くの未経験で接客業の経験も無し。
オープンの日までに時間の許す限り「お出迎え」に始まり「受付」「電話対応」「シャンプー」等のトレーニングやロールプレイングをしていました。
そんなバタバタした状態での船出で、オープン当初は色々な段取りも上手く機能させる事も出来ずで、今思い返すと沢山のお客様に失礼な事もあった事だと思います。
優しい沢山のお客様に恵まれて
そんな中でもオープン当初から本当に優しい沢山のお客様に恵まれて、今の「スウィーテスヘア」があります。
先日も、今年年長さんになる女の子とお母さんが2人でカットに来てくれてたのですが、その女の子が、いつも満面の笑みでニコニコしてて、いつ見てもご機嫌だったので、お母さんに
「いつでもどこでもあんなにニコニコしてるんですか?」
ってお聞きするとお母さんが
「私がちょっとミスをした時でも『おかあさん大丈夫だよ!』ってニコニコしていつでも穏やかで癒されるんです。」
と言われるその女の子の笑顔がホントになんとも言えない穏やかな笑顔なんです。
それで僕が「誰に似てるんですか?」と聞くと女の子のお母さんが
「多分おばあちゃんかなぁって思います。」
その「おばあちゃん」とお母さんが言われたのが、その女の子にはひいおばあちゃんになる方で、数年前にお亡くなりになられたのですが、その御家族で一番最初に当店にいらっしゃったお客様だったのです。
そのおばあちゃんは、何時も穏やかな笑顔でお話も楽しく、それでいてお洒落で素敵なおばあちゃんでした。
その女の子とひいおばあちゃんが似てると言われたら、なんだか物凄く納得してしまったのと、そのひいおばあちゃん(お客様)との思い出が急に溢れ出して来てしまって、つい目頭が熱くなってしまいました。
そんな優しい沢山のお客様に恵まれ過ぎて、本当に感謝するばかりです。
元々どちらかと言うと涙脆い方なのですが、年のせいか益々涙脆くなって来ています。
このブログを始めてからブログにコメントを頂いたり、facebookでもコメント頂いたりすると冗談抜きで目頭が熱くなってしまうので、人前ではちょっとコメントとかは見る事が出来ません。
15年目に入った「スウィーテスヘア」は
本当にこの14年間支えて頂いた沢山のお客様や、様々な方面でサポートして頂いた方々に感謝するのは勿論のこと、15年目に入った「スウィーテスヘア」は、より一層お客様に喜んで頂ける様に技術、サービス共に向上させていきます。
それと、お客様でこのブログを見て頂いた方で「スウィーテスヘア」についてご意見やご感想、何かご希望とかございましたらこの下のコメント欄(匿名希望の方は文末に匿名と記入しておいて下さい)、お問い合わせ、ラインのトーク等でも構いませんのでお伝えして頂ければ幸いです。
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